ポストに全保連からの督促状が入っていた、あるいは郵送で届いた…。
そんな時も慌てずに、しかし迅速に行動しましょう。
督促状(催告書)とは、「○月分の家賃が未納です。至急お支払いください。」といった文面で支払いを促す公式な通知です。

督促状が届いた時の対処法は、基本的に電話督促の場合と同じですが、違いとしては「こちらから連絡する必要がある」点です。
督促状に記載の担当部署・電話番号に対し、速やかに電話を入れましょう。
「◯月◯日付の督促状を受け取りました。ご連絡が遅れ申し訳ありません。」と切り出し、支払の意思がある事を伝えるようにして下さい。
書面には「◯日までに支払え」など期限が書かれているかもしれません。
その期限内であれば「期限までに支払います」と約束し、支払い手段(振込先や方法)を確認するようにして下さい。
期限に間に合わない場合は、正直に難しい旨を伝え、いつまで待ってもらえるか相談するようにして下さい。

督促状が届いたということは、全保連側も公式なプロセスに入っていますので、一層真摯な対応が求められます。
電話した際には、届いた督促状の文面に沿って話をすると良いでしょう。
「◯月分◯円が未納とのことですが、◯日に◯円支払います」など、相手が知りたい情報(いつ払うのか)を端的に伝えます。
もちろん、すぐ払えるなら電話するより先に払ってしまい、その上で「本日◯◯銀行に振込済みです」と報告するのがベストです。
その場合も、振込後で構わないので必ず連絡を入れて「支払いました」と伝えてください。

また、督促状には「この通知は全保連が法的手続を開始する前の最後通告です」的な文言が含まれていることがあります。
いわゆる最終通告に近いものです。
それを受け取ったということは、本当に時間がありませんから、対応は一刻を争います。
電話したその日のうちにでも支払えるお金は払い、足りない部分はどう補うかを速やかに考えましょう。
