【恐怖】全保連の家賃滞納督促、無視するとどうなる?

家賃をうっかり滞納してしまったら、見知らぬ会社「全保連」から電話や郵便が次々と届きはじめた。

そんな経験をしている人もいるのではないでしょうか。

賃貸契約時に利用した家賃保証会社からの督促ですが、「全保連って何?詐欺では?」と最初は戸惑って無視してしまうケースも少なくありません。

しかしその督促連絡を無視し続けるのは非常に危険です。

全保連からの電話を放置していると、連絡はどんどんエスカレートし、最終的には強制退去や財産差押えといった事態に発展する可能性があります。

こちらでは、家賃保証会社・全保連による滞納督促の実態と、無視し続けた場合に一体何が起こるのかを詳しく解説したいと思います。

全保連からの家賃督促が怖すぎる!電話が止まらなくなるリアルな実態

家賃の支払い期限を過ぎて滞納が発生すると、まずは家賃保証会社の全保連が大家さんに代わって立替払い(代位弁済)を行います。

立替えた全保連は、滞納者であるあなたに対してその返済を求める権利を得るため、督促の連絡を開始します。

最初の1ヶ月程度は、電話や郵便で「○月分の家賃を立替払いしましたのでお支払いください」「いつ支払えますか?」といった内容の通知が届く段階です。

この時点では比較的穏やかな口調で“お伺い”程度の督促であるケースも多いようですが、もちろん滞納の事実は消えません。

もし連絡を無視したり、約束した支払日に支払わなかったりすると、状況は徐々に深刻になります。

滞納から1~2か月が経過すると、督促の頻度は次第に増えていきます。

特に滞納期間が延びるほど電話連絡の回数も増えるため、「電話がしつこくて怖い」「何度も掛かってきて精神的につらい」という声も少なくありません。

実際、留守番電話に自動音声で督促メッセージが入ったり、着信拒否をすると別の電話番号からまた着信が来ます。

あるブログでは「無視し続けたら50以上の違う電話番号からかかってくる!?」という体験談も紹介されており、その粘り強さに恐怖を感じる人もいるようです。

知らない番号だから…」と電話を取らずにいると、次々と異なる番号から着信があるとの口コミも多く報告されています。

休日や夜間でも油断はできません。

一般的には日中~夕方の連絡が中心と考えられますが、居留守を使われるなど連絡が取れない場合には、時間帯を変えて電話を入れてくる可能性も否定できません。

「電話が止まらない…」と感じるほどの頻度で督促されることもあり、心労は大きくなるでしょう。

全保連の督促を無視して後悔する前に!滞納時の正しい対処法

全保連と契約している物件で家賃を滞納してしまった場合、最も重要なのは「迅速かつ誠実に対応する」ことです。

滞納に気付いたらすぐに全保連に連絡を取り、状況を説明しましょう。

全保連から督促の電話や郵便が来ているなら、怖くても無視せず早めに返答することが肝心です。

◯月◯日には必ず支払います」と具体的な日付を伝えて誠意を示せば、その日までは返済を待ってくれる場合があります。

全保連は公式には「立替分の分割払いは受け付けかねる」としていますが、条件によっては分割払いに応じてもらえた例もあります。

そのため、「一度に全額払うのは難しい」場合でも、まずは担当者に率直に相談しましょう。

次に、謝罪と今後の支払い計画の提示も大切です。

電話口では緊張するかもしれませんが、ゆっくり落ち着いて敬意を持った口調で話し、「どうして払えなかったのか」「いつなら払えるのか」を明確に伝えます。

曖昧な態度は信用を失う原因です。はっきりと数字と日付で約束を示せば、担当者も安心し、交渉に応じてもらえる可能性が高まります。

例えば「〇日に必ず〇円支払います」と約束し、それを守ることが重要です。

一度約束した支払日を過ぎてしまいそうなときは、必ず事前に連絡を入れて再度了承を得るようにしましょう

1分でも約束を過ぎてしまう前に連絡することが信頼維持のポイントです。